先日から、トマトハウス内の一部に病気症状がでておりました。
まずはこれ
1ヶ月前位に発見したもので、おそらく『葉かび病』だと思い、今月初旬に対応。
カンタスドライフロアブルという薬剤。
その後、状況は改善されておりました。
そして、最近になって
こんな葉っぱや茎がちらほら。
これは、『灰色かび病』だと思われる事から、先手を、うち薬散で対応。
そんな事をしていると、昨日午後に神奈川県の農業普及員さんが定期巡回で様子を見にきてくれました。
現地を見て、病気の葉を持ち帰ってもらったのですが、さっそく夕方に連絡をもらいました。
その結果…
1枚目の写真は『輪紋病』
2.3枚目の写真は『疫病』
ではないか?と指摘されました…。
思い返すと、昨年も2.3枚目の写真の症状に苦しめられた時期があったのですが、灰色かび病の薬を使っても一向に収まらなかったのを思い出しました。
昨年も、『疫病』だったと考えると納得できます。
農家の常識として、疫病って露地栽培などで長雨が続く時などに下の葉から侵入してくる菌が原因で起こるもので、施設ではあまり影響が無いと思っていたので、驚きました。
あと、もう一点教えてもらって初めて知った事として…
灰色かび病は、元気な部分に発生するものではなく、葉先枯れや切り口など傷んだところへ入り込む病気であるということ。
…これは衝撃的な話でした。
当たり前だと思っている事も、案外間違っている事も多いのだと感じました。
長年の経験も大切ですが、教えてもらった事を素直に聞く事も大切だと改めて感じました。
こうやって、ブログを書く事で、気づく事も多いです!
今日は、これから息子の学校の保護者会ー。
イチョウが紅葉して、とても綺麗♪